「尊敬できる先輩に囲まれています」

■PROFILE

佐川

開発職 レーザープロセス開発

システム理工学部 機械工学科 卒業

2016年 新卒入社

■JOB

レーザーによる加工プロセス開発を担当。お客さまから預かった基板に、どのようにレーザー照射をすれば、最適な加工結果が得られるか、日々探求している。

基板材料の物性から、最適な加工条件を検証し、それをどのように集光するのか、レンズの組み合わせを考える。

一人で開発するのではなく、レーザーメーカー担当者や光学設計者、先輩たちの協力も得ながら、新たな加工方法に挑戦し続けている。

INTERVIEW

■入社したきっかけは何でしたか?

大学では機械工学を学んでいました。就職活動を始めたのは4年になってからでした。3年のときは大学院に進もうと考えていたのです。

進学よりも就職したいと思うようになってから、周囲よりも遅れての活動開始だったのでとても苦労しました。

「大阪府内のメーカー」という条件で探す中でMDIを見つけたのですが、「そんな世界シェアを誇る会社が地元にあるんや」と驚きました。

本社屋がとてもきれいで家から近かったのも理由の1つです。

■面接の時の印象はどんなものでしたか?

人事担当者や役員の方の対応がとても丁寧で紳士的だったと感じたのを覚えています。いくつもの会社の面接を受けていたのですが、その中でも人柄のいい方が多い会社だと感じました。

 

■仕事で苦労している点はありますか?

周りの方がいい方ばかりなので苦労することはほとんどありません。苦労しているとすれば、自分の知識不足によるものが多いです。

周りが光工学のスペシャリストのような方ばかりなので、会話についていくのも必死です。

たまに、へこんでしまいますが、尊敬できる先輩に囲まれていることは幸せだと思っています。

■入社して成長したと思うところはありますか?

人前で話すことが得意になりました。学生の頃はあまり人前で喋らない性格だったんですよ。

ものづくりが好きなことと、学んだ機械工学を活かしたいと考えて、技術職を志望したのですが、最初は本当に口下手だったと思います。

入社してから、インターシップの学生や海外からの視察に来られた方に、レーザー技術について説明する機会をたくさんもらったので、自分でも気づかないうちに人前で話すことが苦にならなくなっていました。

「専門用語を全く知らない人に、どのように言えば分かっていただけるだろう」と考えて話してきました。

説明の後、「分かりやすかったよ」と言われたときは嬉しかったです。

入社当時からお世話になっている先輩からも、「いつの間にこんなにしゃべるようになったんや」ってからかわれます。

良い先輩に囲まれているからと感謝しています。

先輩の「すごい技術力」や「分かりやすい話し方」など、いろんな所を参考にしています。

先輩の仕事ぶりを見ていると、お客さまからしっかり信頼されていて、早くこんな風になりたい、という思いが成長につながったと思います。

■どんな人がMDIに向いていると思いますか?

学校で学んだ知識よりも、真面目に取り組む姿勢が大切です。文系でも技術職で活躍している方はたくさんいます。

世界トップシェアを取れる技術を持っている企業なので、先輩たちについていくための努力が必要です。

■MDIの素晴らしいところを教えて下さい。

世の中に存在していない技術を先駆けて生み出したこと。それができたのは技術力だけじゃなくて、お客さまの要望一つ一つに、愚直に、丁寧に対応してきた姿勢があったからと感じています。

以前、装置納入の立会に行ったとき、ベテラン技術者の仕事がすごかったんです。

目に触れないところにある配線が見事に整線されていて、それを「どやっ」って見せてくれたんです。

やるべきことに愚直に、当たり前のように取組んで、その仕事に誇りを持っているんだと、感動しました。

■現在の目標を教えてください。

特許を取ってみたいんです。一つの技術が事業発展の起爆剤になるようなレーザー加工開発をしてみたいです。

少しでも会社に貢献したいし、自分の成果を出していきたいと思っています。

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