ガラスカッターの選び方

ガラスカッターの特徴

FPD、建材、自動車からホビー用途まで、各種ガラス材質と厚みに幅広く使用出来る高性能なガラスカッター。カッター本体に油を注入しガラスを切断する事も可能。油を使用する事で切り筋に油が浸透し、ガラス屑の飛散防止や、ガラス切断面の品質が向上します。

三星ダイヤモンド工業株式会社のガラスカッター製品は、高品質で信頼性が高く、多様なニーズにお応えします。具体的な製品選びについては下記のガイドを参考に、製品型式を調べることができます。

各部の名称詳細情報
①刃先厚みや使用目的に応じて刃先仕様は4品種（Micro Penett®,　Penett®, APIO®, Normal Wheel）
②ホルダー/ホルダースリムタイプホルダーは直線向け（柄：M15,M17,M19）、 曲線向けのスリムタイプ（柄：M16,M18,M20）
③カプラーカプラー（柄：M17，M18）を回してオイルを注入し、刃先にオイルを浸透させることでガラスの飛散を防止
④柄丈夫で手になじみやすいデザインを3種類 （柄：M15・M16, M17・M18, M19・M20）用意
⑤キャップネジキャップネジ（柄：M15,M16,M19,M20）を回して、オイル注入可
（ガラスカッター製品の各部名称）

※ 弊社のガラスカッターは、スクライブ時にオイルが刃先に染み出るような機構です。（オイルはお客様にてご準備いただきますようお願いいたします）

ガラスカッターの選択方法

ガラス厚み Glass Thickness (mm)刃先 Wheel type刃先の特徴
Wheel type		板厚（仕様） Specifications
※型式末尾の仕様表記		刃先の材質 Wheel Material刃先材質の特徴柄の種類
(type)		ホルダー
0.05～0.4Micro Penett®Normal Wheel、APIOに比べ深い垂直クラックを伸展させることが可能SPCDPoly Crystalline Diamond
焼結ダイヤモンド/Dは長寿命

Tungsten Carbide
超硬合金/Cは、焼結ダイヤモンドと比較して安価		標準はM17・M18

柄の長いタイプ、キャップネジタイプもあり（M15・M16・M19・M20）		ノーマルタイプとスリムタイプの2種

曲線切りにお薦めは、小回りの良いスリムタイプ
0.4～3.0Penett®PPCD
超硬合金
3.0～15.0HPCD
超硬合金
0.8～4.0APIO®クロス切りや内切りスクライブでも切り損じが軽減PPCD
超硬合金
4.0～12.0HPCD
超硬合金
0.8～2.0Normal Wheel数十年来みなさまに愛され続ける切れ味SPCD
超硬合金
2.0～8.0PPCD
超硬合金
8.0～15.0HPCD
超硬合金
（対象物からの型式一覧表）　※PCD = 焼結ダイヤモンド

（選び方の例）

　①　カットするガラス厚みと刃先の特徴より、「刃先」と「板厚（仕様）」をお選びください。
　②　次に、刃先材質の特徴より「刃先材質」をお選びください。
　③　最後に、「柄の種類」と「ホルダー」を選択してください。

GCC-P-M17P / Soda Glass 1.1mm Scribing and Braking [Movie]

その他、ガラスカッターのスクライブサンプル動画

最近、当社ガラスカッター製品の模倣品が多く出回っております。模倣品は品質基準を満たさず、機器に不具合が生じる恐れがあります。誤って購入されないよう、必ず正規代理店からご購入ください。模倣品の使用による事故等について、当社は責任を負いかねますので、ご了承ください。

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